甘いルックスと歌声で韓流女子に人気の歌手チョン・テフ(44)が7日、新曲キャンペーンのため大阪・日刊スポーツを訪れ、8月15日発売の6枚目シングル「合鍵迷子」にかける意気込みを語った。

 「インパクトのあるタイトルで最初は驚きました。でも合鍵という言葉の奥深さがとても好きです」

 スペアキーではなく、合鍵…。男女の微妙な間柄を表現する言葉には奥があり、そこがこの歌の本質だ。

 06年に来日し、大阪に住み続けて12年。最近5年は年に1度のペースでシングルをリリースしてきた。「まいど」「なんでやねん」の大阪弁を使いこなし、たこ焼きなど粉もんには目がない。

 「情が厚い日本は大好きだし、ずっと大阪に住みたいですね。ファンがいて、歌える場所があるだけで幸せです」

 その大好きな地元大阪で、23日からイズミヤ今福店などをキャンペーンで回り、新曲発表ライブ(9月15日、心斎橋劇場)を行う。チョン・テフの世界に触れるチャンスだ。