尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(71)が、日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が辞任を表明した会見の内容にあきれ、「まともに評価できる代物じゃない」と酷評した。

 不正判定などの疑惑に大揺れの山根会長は8日、大阪市内で声明を発表。辞任を表明し、その理由について「昨夜、日本連盟の理事会で約3時間、話が出て、理事の皆さんから一任と言われ、私自身が家に戻って、わが嫁に当たる、再婚した嫁に相談し、辞任をしたいと言った。『どういうことがあっても、死ぬまで面倒を見るから、今は楽にしてください』と言われ決めました」と発表した。また「選手の皆さんには、申し訳ない」と謝罪した一方で「東京五輪には出られなくても、次があります」などと発言し、会見場を後にした。質疑応答はなかった。

 尾木氏はこの会見後にブログを更新。「なんだこれ?!声明にもならない『辞任声明』?」とあきれ、山根会長が辞任理由を説明せず、批判に対する謝罪もなかったことなどを挙げ、「全体として『男らしくない』こと甚だしい! ぼんやり声明!? まともに評価できる代物じゃないのではないのでしょうか? 全く無意味な【辞任劇】 後の見通しもなし 高校生に東京オリンピックを諦め次のオリンピック目指せとかーーひどいなぁ~呆れる尾木ママです!」と批判した。