CSフジのドラマ「キミの墓石(ぼせき)を建てに行こう。」を撮影中の女優白石聖が10日、20歳の誕生日を迎え、サプライズで祝福された。

 共演の磯村勇斗(25)と志田未来(25)がバースデーケーキを持って登場、集まったキャストとスタッフの皆から祝福の拍手を受けた白石は驚きと感激の表情を見せた。

 白石は「お祝いしていただけると思っていなかったので本当にうれしいです。10代最後の作品となったので、これから20歳第1歩、1日目として今日頑張っていきたいと思います。最後までよろしくお願いします」と話した。

 CSフジが高校生を対象に募集した脚本・演出家才能発掘プロジェクト、第5回「ドラマ甲子園」の大賞受賞作のドラマ化作品。長野県在住の宮嵜(みやざき)瑛太さん(19)が自らの脚本で、ドラマの演出にも挑戦する。10月28日午後7時30分から、CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartで放送される。

 物語は、常に無気力だった青年・片瀬奏(磯村)は、自分に生きる活力をくれた朝田梨花(志田)を大切に思っていた。しかし、片瀬がその思いを伝える前に、梨花は病で亡くなってしまう。生前に梨花は、自分のお墓を建ててほしいという願いを片瀬に託していた。片瀬は、梨花を慕う後輩の石川奈々(白石)と共にその願いをかなえようと動きだす。愛するものを失った2人が、その愛したもので結ばれていく絆を描いた、切ない感動ストーリー。