秋元康氏がプロデュースする劇団4ドル50セントの前田悠雅(19)が16日、千葉・幕張メッセで開催されたファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」に出演し、ランウエーに初挑戦した。

イベント中盤に登場し、ランウエーを歩いた。会場中央で立ち止まると、髪をかき上げ、不敵に笑って振り返った。劇団として同イベントのオープニングアクトでパフォーマンスしたことはあったが、ソロでの出演は初めて。堂々とした振る舞いで、観客を沸かせた。

初めてランウエーを歩いた感想を聞かれ、「正直ほとんど覚えていないです。気付いたら終わっていました」と笑った。「ガンガンに流れる音楽の中で、目の前もまぶしくて、とにかく本当に楽しかったです。始まる前、終わった後、劇団員のみんながたくさんコメントをくれて、それが本当にうれしくて、支えられて、本番前に泣かせないで…と思いました」と明かし、「ファッション関係のお仕事をするのは夢でした」と喜んだ。

本番当日まで、ウオーキングの先生から歩き方の指導を受けたという。「たくさん指導していただいた中で、『私の動きをまねするんじゃなくて、自分の思うままに、が一番大切だよ』と言っていただいたことが、とても自信につながりました」と振り返った。

「昨年、劇団4ドル50セントとしてオープニングアクトでステージに立たせていただいた時から、『次はモデルとしてランウエーを歩きたい』という目標があったので、かなったことが本当にうれしかったです」とあらためて喜びをかみしめ、「演技と向き合う一方で、これから違うステージに立って自分の見せ方の引き出しを増やしたいです!」と、モデル業にも意欲を燃やした。