日本とASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の歌手が集結した「第2回 日・ASEAN音楽祭」が4日、東京・NHKホールで行われた。

日・ASEANの友好協力45周年を記念して、13年以来5年ぶり2回目の開催。秋篠宮ご夫妻や、名誉総裁を務める安倍晋三首相も会場に駆けつける中、日・ASEAN特別大使で、実行委員会会長の杉良太郎(74)、関ジャニ∞、乃木坂46、三代目J Soul Brothers今市隆二(32)登坂広臣(31)w-inds.、伍代夏子(56)の7組をはじめ、ASEAN各国からのアーティスト計17組がパフォーマンスを繰り広げた。

前日に各国のアーティストと昼食会も行ったという杉は「今までにない絆(きずな)ができた。今回はライブ出演だけでなく、日本も観光してもらって、親友になれた」と手応えを感じた様子。「いつかASEANだけでなく、アジアの紅白歌合戦になれば。文化や音楽の力で、政治や経済にいい影響を与えられるようになれば」と話した。