NHK定例会長会見が12日、都内で行われ編成局幹部が、元TOKIO山口達也(46)の不祥事で打ち切りになったEテレ「Rの法則」について「決着した」と説明した。山口が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検(起訴猶予処分)されたことを受け、5月に打ち切りを発表していた。

同幹部は「所属事務所に対して損害額を請求し決着した」と、当時山口が所属したジャニーズ事務所に損害賠償を請求したことを明らかにした。ただ、損害額や請求時期、山口個人への請求の有無など詳細については「個別の契約内容や交渉の経緯に関わることなので説明はひかえる」とした。話し合いの状況には「事務所側に誠実にご対応をいただいた」と、ジャニーズ事務所の姿勢を評価した。

会見では上田良一会長が紅白歌合戦に言及。「平成から未来に向けた希望がもてるワクワクする企画を検討している」と話した。