米倉涼子(43)主演のテレビ朝日系ドラマ「リーガルV 元弁護士・小鳥遊翔子」(木曜午後9時)の18日2回の平均視聴率(関東地区)が18・1%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回視聴率は15・0%だった。

米倉演じる資格を剥奪された元弁護士の小鳥遊(たかなし)翔子が、弱小弁護士らを集めて大手弁護士事務所を相手に勝訴に向かって突き進んでいく。翔子率いる「京極法律事務所」のメンバーを林遣都、荒川良々、安達祐実、三浦翔平、勝村政信、高橋英樹、ライバルの大手事務所「Felix&Temma法律事務所」のメンバーを向井理、菜々緒、宮本茉由、小日向文世が演じる。

「Felix&Temma」のアソシエイト弁護士、白鳥美奈子を演じる菜々緒は「超野心家弁護士ということで、米倉さんとバチバチやり合いたい」。自身初の弁護士役で、翔子の元恋人とうわさされるエリート、海崎勇人を演じる向井は「敵は敵なりに、悪役ではなく自分の正義を貫いて、倒れない敵としていられたら」とそれぞれ意気込んでいる。

第2話のゲストは斉藤由貴、平山浩行。ある日、部下からのパワハラ告発により、世界的企業「太陽製紙」を不当解雇された元取締役、長島美鈴(斉藤)が弁護依頼に訪れる。勝ち目のない案件と思われたが、翔子は多額の成功報酬に目がくらみ、弁護を引き受ける。

担当弁護士となった青島圭太(林)らは「太陽製紙」を弁護する「Felix&Temma法律事務所」を訪れるが、被告代理人の白鳥美奈子(菜々緒)から美鈴が部下にビルから飛び降りるよう迫る音声データを聞かされる。敗訴を確信する面々だったが、翔子だけは釈然としないのだった。