ABCテレビの人気長寿番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜午後11時17分)の収録が19日、同局で行われ、11月16日放送分に俳優遠藤憲一(57)が顧問として登場。そのこわもてゆえの悲しい? エピソードを明かした。

“エンケン”の愛称で親しまれている遠藤は西田敏行局長(70)から、「こわもてだけど、心はマシュマロ。悪い人みたいだけど、心は真っ白」と紹介され、笑顔であいさつした。

探偵のカンニング・竹山隆範(47)から「ものすごいお優しいですけど、役柄とかで、ものすごい怖い人って街とかで言われないですか?」と質問された遠藤は「怖いどころか毎年、職質されてんすよ」。怒りを込めて悲運を告白した。

スタジオが大爆笑する中、「一番最後(の職質)は去年の暮れ」だと説明。その前には、警察からインターネットのサイバー攻撃を阻止する広報に選ばれ、感謝状も授与されたというが、「その後、地元で職質ですから…」と苦笑いだった。

それを聞いた西田局長は「顔は災いの元なのか、不幸の元なのか分からないけどね~」と絶妙なフォロー。さらにスタジオを沸かせた。

番組では、青森県の48歳主婦から、愛し過ぎているバッタについての依頼が寄せられた。

小・中学生の頃は、虫やザリガニを採るのが好きだったという遠藤は、バッタは「なついてこない」と敬遠気味にポロリ。「寿命は、自然状態であれば、今月中に…」と衝撃の通告をしたが、バッタの“ばっしゃん”と依頼者が、一緒にプリクラ撮影や温泉で楽しむ映像に感銘を受けた様子の遠藤は、エンディングでおわび。「おわび申し上げます。『バッタはなつかない』と言いましたけど、“ばっしゃん”は、なついています。頑張って長生きして下さい!」と笑みを携え謝罪した。

この日の見習い秘書は、同局のヒロド歩美アナウンサー(26)が務めた。またこの日、同じく収録された同月23日放送分は、パティシエで番組おなじみの林裕人氏(64)が顧問、見習い秘書をヒロドが担当した。