昨年10月に車で追突事故を起こし謹慎中だった、お笑いコンビ、インパルス堤下敦(41)が活動を再開すると23日、所属の吉本興業が発表した。吉本が展開する「あなたの街に住みますプロジェクト」の一環で、出身地の神奈川県で「住みます芸人」として再スタートを切る予定だ。

堤下は「関係者、ファンの方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありませんでした。これからは初心に戻り、自らを律しながら1歩ずつ、活動を再開してまいります。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします」とコメントした。

謹慎中は、夫人と別居して横浜の実家で暮らしていたという。相方の板倉俊之(40)との活動再開は未定。

<堤下騒動の経過>

▼17年6月 サウナの直後、睡眠薬など3種類の薬を飲んで車を運転、路上で意識がもうろうとした状態で見つかり、警視庁調布署の事情聴取を受けた。会見し謝罪。9月に書類送検され、略式起訴された。

▼同10月27日 横浜市内で、運転する車がゴミ収集車に衝突。男性2人に軽症を負わせた。翌28日、事務所は当分の間の謹慎を発表。その後書類送検され、不起訴処分。

▼同29日 相方の板倉俊之が金沢市内で行われたお笑いライブに出演し観客に謝罪。

▼18年9月12日 板倉がイベントに出席。堤下について「元気そうだ、みたいな話は聞いています」と明かした。