フジテレビ系「情報プレゼンター とくダネ!」(月~金曜午前8時)司会の小倉智昭キャスター(71)が5日、番組のエンディングでぼうこうがんの全摘手術を受けると発表した。

「私ごとで申し訳ないですがお時間をいただきます」と切り出した。2年半前にぼうこうがんが判明し、内視鏡手術を行った。だが、当時は「浸潤がんといって、筋肉層まで入り込んでいるたちのわるいがんを取れなかった」という。医師からは「全摘をしないと完治できない」と言われたが、ぼうこうを温存したいので、他の治療法を行ってきた。

だが、今夏に激しい出血があり、10月にもぼうこう炎を併発して出血が止まらなかったという。そこで、全摘を決意した。がんの転移はしていない。

明日6日からは番組を休んで、検査を実施。今月下旬から、根治を目指して手術をするという。「その時は長期のお休みをいただくことになると思います」と説明した。

小倉キャスターは今年9月、同番組で「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」の放送5000回というで最多記録を更新した。