東出昌大(30)が7日、東京・紀伊国屋サザンシアターTAKASHIMAYAで、主演舞台「豊饒の海」(来月2日まで)の初日会見に臨んだ。

原作は三島由紀夫が割腹自殺直前に書き上げた長編4部作。三島ファンでこの作品も読破していた東出は「作品を汚すことなく舞台で表現できる」と胸を張り、「舞台に触れてこなかった方にも魅力が分かると思う」とアピールした。共演の宮沢氷魚(24)は超大作の舞台化に「こんな無謀なことを」と驚いたと明かし、「この年齢でこの作品に挑めたのは人生において貴重な経験。若い世代にも三島の生きざまを体験してほしい」と話した。共演の上杉柊平、大鶴佐助、首藤康之、笈田ヨシも会見に出席した。