錦織一清(53)演出ミュージカル「よろこびのうた」が28日、東京都江東区・ティアラこうとうで東京公演初日を迎える。公演前に記者会見を行った。日本で初めてベートーベンの第九「歓喜の歌」が徳島県で歌われた史実をもとに、ドイツ人捕虜と日本人の交流、葛藤などを描く。

脚本の羽原大介氏(54)は、上演中の稲垣吾郎(44)がベートーベンを演じる舞台「No.9-不滅の旋律-」(東京・赤坂ACTシアター)を観賞したことに言及。「第九を歌う人数を数えてみたら、歌うだけで20人。そのほかの出演者が15人。こちらはその半分以下だけど、エネルギーは負けてない」と自信を見せた。錦織も羽原氏に続き「うちは13人で歌うので、人数少ないですが、パワーは負けてない。うちが勝ったということですか」と、ユーモアを交えてPRした。

東京公演は明日29日まで計4公演を上演する。