肝不全のため、28日午前1時48分に、57歳で亡くなったコラムニストや写真家として活躍した勝谷誠彦(かつや・まさひこ)さんは、今月5日にレギュラー・ラジオの収録に臨んでおり、番組関係者は、その際の様子を「ずいぶん、元気になられていた」と明かした。

番組は、FM香川「勝谷誠彦×田尾和俊『怒れるおっさんラジオ』」(日曜午後6時)で、今年6月にスタート。普段は香川で収録していたが、勝谷さんが入院加療中とあって、今月5日は、所在地近くのFM大阪で、4週分を収録した。

同番組スタッフは「その1カ月前、10月上旬は退院直後とあってか、歩くのも大変そうで、つらそうだった」そうだが、今月は「トークの声も出ていて、歩くのも普通に歩かれていて、ずいぶん、お元気になられたと思った」と振り返った。

次回収録は来月上旬に予定されていたが、27日夜に収録が難しいとの連絡があったといい、急変に「信じられないです」と漏らし、急死の衝撃の深さがあらわになった。

収録済み4本のうち、3本はすでに放送され、最後の放送は12月2日。番組は同日の放送をもって、終了する。