昨年、91歳で死去したプレイボーイ誌創刊者のヒュー・ヘフナー氏が、性的虐待で有罪となった米コメディアンのビル・コスビー被告(81)のセックステープを海に捨てたとのうわさが報じられている。

モデルのクロエ・ゴインズの担当弁護士は米情報サイトに、「ヘフナーがコスビーだけでなく、他の人々のセックステープを捨てた可能性は高い」と語ったという。

コスビーをプレイボーイ邸に頻繁に招待していたヘフナー氏は、セックステープやセクシーな写真の全コレクションを棺の中に隠し、関係者らに頼んで海に捨てさせたという。

情報筋は、「ヒューは世間に自分の過去を知られることを恐れていた。彼が、70年代に楽しんだ乱交パーティーで撮影されたテープもたくさんある」と話している。

2004年の性的暴行事件で有罪となったコスビーは禁固3年から10年の判決を受け、現在、ペンシルバニア州の刑務所に服役中だが、ゴインズはコスビーを相手に民事訴訟を起こした。ゴインズの弁護士は海に沈んだ棺を探し出し、ゴインズを勝訴に導きたがっているという。(ニューヨーク=鹿目直子)