俳優斎藤工(37)が「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞の映像化ドラマ「ココア」(来年1月4日午後11時30分)に出演することが11日発表された。史上最年少14歳の中学2年生・鈴木すみれさんが受賞したことで話題になった。

「ココア」は、何のつながりもなく、全く別の場所で毎日を送っている3人の女子高校生が主人公。いじめや両親の不倫など、それぞれが学校生活や家庭で悩みや後悔を抱えている3人の少女のオムニバスストーリー。主演は南沙良(16)、ほかに出口夏希(17)永瀬莉子(16)が出演する。

斎藤は出口の母親の不倫相手役。収録初日からベッドシーンに臨んだ斉藤は「自分の与えられた役割を理解していますし、この役の必然性も伝えてもらっていました。このシーンは描写としては点ではあるんですけど、それが線につながった状態で撮影に参加させてもらうことができました」。セクシーな斎藤を見たいという世の女性の期待については「そこに対してお仕事をしているつもりはないんですが(笑い)。でも、ニーズがないと僕らの職業は成立しないと思っていますし、役者さんの自己満足みたいなものは、僕は一視聴者としては見たくないんですよね。だからそういった期待はありがたいことではありますね」と話している。