4年連続5回目の出場の島津亜矢(47)は、中島みゆき(66)の「時代」を歌う。伴奏なしで歌い出して、ピアノ伴奏、ストリングスが続く。

ステージ後ろの大スクリーンに平成のさまざまな出来事が映し出される。ディスコのお立ち台で扇子を振り回しながら踊るワンレングスのボディコン嬢、皇太子さまと雅子さまのご成婚、たまごっち、阪神淡路大震災、厚底ブーツのギャル、パラパラ、将棋の羽生善治九段と藤井聡太七段、野球の野茂英雄と大谷翔平、フィギュアスケートの伊藤みどりと紀平梨花、東日本大震災からの復興などが、人々の思いを呼び覚ます。

「時代」を歌うことに島津は「1つの区切り。何かが変わるという思いを込めて歌えたらいいなと思います」。中島については「リスペクトライブに出させていただいていますが、お目にかかったことはないです。こちらが好きでコンサートを見に行ったりしてます」。中島がラジオで島津のことを絶賛していたエピソードを聞くと「人伝えに聞いたことがありますが、本当に光栄なこと」と笑顔を見せた。

過去にデュエットしたことのある北島三郎(82)が特別枠で「まつり」を歌うことについては「私にとって特別な方。『祭り』で紅白の舞台に立たれるのは、本当にうれしい」と話した。