女優杉咲花(21)が11日、東京・六本木のテレビ朝日で、同局系の主演ドラマ「ハケン占い師アタル」(17日スタート、木曜午後9時)の制作発表に出席した。

杉咲演じる派遣社員の中(あたる)が、あらゆるものが見える能力を駆使して閉塞(へいそく)的な会社に風穴をあける、痛快な「お仕事ドラマ」。「平成最後の新働き方改革」がテーマで、パワハラやゆとり世代など現代社会が抱えるキーワードとは切り離せない内容だが、撮影は和気あいあいと進んでいるという。撮影以外の時間は、出演者らがスタジオ内にある大きなテーブルを囲むことが多く、杉咲は「楽屋に戻らず、そこに座って待っていて、話したり、なぞなぞを出したり、お菓子を食べたりして過ごしています」と明かした。

パワハラ上司役の小沢征悦(44)が「(杉咲に)自然とお菓子が寄ってくるんです。気付くと周りにお菓子の国ができている。お菓子も花ちゃんのことが好きなんですね」と暴露すると、杉咲は「私が寄せてるんです。食いしん坊なんです…」と恥ずかしそうに打ち明けた。

撮影のモチベーションを聞かれると、杉咲は再び食べ物の話題を出し、かなりの食いしん坊ぶりが明らかになった。「今日は何を食べようかなと決めて、それを食べるのを楽しみにしています。今の現場だと、クリスマスや正月の撮影中に、スタッフさんがたこ焼きを焼いてくれたりしました」。すると志田未来(25)も、「花ちゃんの影響か、食べることが…(笑い)。合間に花ちゃんと海鮮丼を食べに行く約束をしているので、撮影を頑張りたいですね」と笑った。

ほか間宮祥太朗(25)志尊淳(23)及川光博(49)板谷由夏(43)若村麻由美(52)野波麻帆(38)が登壇した。

17日の初回放送は20分拡大版で放送される。