有野晋哉(46)池田エライザ(22)辛酸なめ子(44)が23日、都内で、「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2019」授賞式に出席した。

有野は影響された漫画に「ドラえもん」をあげ、「だいたい(周りが)みんなジャイアンになりますね。夏休みの宿題をギリギリで浜口(優)君に貸してやったけど、提出期限に返ってこなくて僕が出せないという」とのび太ばりのエピソードを話した。横にいた池田が思わず「切ない…」と漏らすと、「切ないけどもう30年近く一緒にやってますわ~!」と笑い、コンビ愛をうかがわせた。

そんな池田は「ねこますクロニクル」の「のじゃロリ」にはまっているという。「キツネのシッポがはえた小さな女の子のキャラクターのせりふ『なになになのじゃ』で頭の中が“のじのじゃ”しています」とほほ笑んだ。「痛い子なんです」と告白し、「マネジャーが心配するので普段は口に出しません。頭の中で、日々更新されています」と明かした。

また、今後演じたい役を聞かれると、「アクションをしたことがないのでチャレンジしてみたいです」と話した。具体的な役名が出ずにいると有野が「東京喰種は」と助け舟を出したが、「呼ばれなかったんです」と悔しがった。「『進撃の巨人』とか『東京喰種』とかの大作に呼ばれるように精進します」と語った。

大賞は「LV999の村人」(KADOKAWA、岩元建一・星月子猫・ふーみ)が受賞した。男性部門2作品には「ゆうべはお楽しみでしたね」(スクウェア・エニックス、金田一蓮十郎)「鬼を飼う」(少年画報社、吉川景都)、女性部門2作品には「この男は人生最大の過ちです」(ソルマーレ編集部、九瀬しき)「蒼竜の側用人」(白泉社、千歳四季)が発表された。