嵐が、来年いっぱいをもってグループとしての活動を休止することが27日、分かった。
「ジャニーズネット」ファンクラブサイト内で、メンバー5人が並んで、それぞれが話す動画がアップされ、活動休止について発表した。
-何にも縛られない生活をしたいと思ったきっかけは
大野 正直ない。3年くらい前から気持ちが芽生えてどんどん強くなった。
-21年は休む
大野 そうなります。1回自分を見つめ直す期間にしたい。時期は具体的に考えていない。20年末まで走り抜いたあと考えたい。
-解散ではない
大野 1度辞めたいという都合のいい話はないので、事務所も辞める覚悟だった。でもメンバーで話し合いを重ねる中“休止”で、となったので、そこに甘える形になりました。
松本 解散ではありません。
-リーダーに打ち明けられた時は
二宮 衝撃でした。考えていなかったので。4人では嵐ではないので、リーダーの考えを尊重するかたちでそうなった。
櫻井 相談ではなく決まってるんだろうなと。誰か1人の思いで他のメンバーを縛ることはできない。他の4人の思いを着地させるのは僕の仕事だなと思った。
松本 グループの活動はメンバー全員の意思が固まって、初めて活動できる。5人で話し合って決めてきたけど、自分たちがいい形で1度しめる、というのも考えたことがある。だからリーダーに呼ばれた時には驚かなかった。20年に1度区切りを付けるのもいいと思った。
相葉 ボクはひっくり返った。現実を突きつけられた時、どうにか嵐を続ける方法はないかと相談したけど、違う方向を見ているリーダーを縛るのは違うと思った。
櫻井 だから時間はかかった。たくさん話し合いをした。
大野 正直申し訳ない気持ちが強いけど。1人欠けたら嵐ではないので、
-反対意見は
二宮 なかったです。急に二つ返事は責任感からもできなかった。
櫻井 賛成反対では割り切れなかった。難しいです。
-意見が食い違ったということではない
相葉 そうではない。
-話し合いの中で印象に残った言葉は
大野 何度も話し合ったので、最終的に期限が決まって気持ちがまとまったときに、最後まで笑っていようと言われた時はやばかった(涙目)。申し訳ないなと思う中で、なんていい人なんだと。嵐でよかったなと思いました。
-なぜ20年までなのか
櫻井 時間をかけてファンや関係者、スポンサーに感謝の気持ちを伝えていきたいからです。
-大野さんにとって嵐って何
大野 宝物以外のなにものでもない。人生の半分以上が嵐なので、輝き続けるものです。
-ジャニー(喜多川社長)さんからどんな言葉を
大野 「僕が決められることではない。20年よく頑張ってくれた、ありがとう」と。
-ファンからみれば無責任ではないのか
櫻井 2年の期間をかけて感謝を伝えていくのが我々の誠意。この期間をもって判断していただきたい。
-大野さんが矢面に立つように見える
二宮 リーダーのせいでこうなったというのはない。もしリーダーが矢面に立っているように見えるのであれば、それは我々の力不足です。
-今の思いは
相葉 この4人に出会えたことに感謝して、いろんな景色を見させてくれたファンにも感謝します。
松本 一番強く思うのが嵐が好きだということ。残り2年ですがついてきていただけるとうれしいです。
大野 嵐でできること、個人でできることを考えて嵐としてやっていきたいです。
櫻井 嵐はこの5人でなければ嵐ではないと同時に、5人だけでもできない。ファン、関係者と一緒に走っていきたいです。
二宮 思いは変わらず持って、この20年間やってきたことがうそにならないようにしたい。残り2年間を全力で行きたいです。