昨年10月27日に亡くなった女優角替和枝さん(享年64)の「お別れの会」が東京・世田谷区の北沢タウンホールで営まれ、俳優の浅野忠信(45)が出席した。

浅野は「大切な方を亡くされて、辛い思いをされていると思っていました」と角替さんの夫、柄本明(70)を思いやった。角替さんと共演経験はないが、「柄本さんと接していて、温かい人といるんだなと感じていました」と、2人の仲の良さを感じていたことを明かした。

柄本は涙ながらに喪主あいさつを務めた。「どう声を掛けたらいいか分からなかった。これからもきっと寂しい思いをすると思うので、機会があれば少しでも元気が出ることが出来れば」と話した。

角替さんの印象について「お芝居に熱量のある方。たくさんの人を温かく育ててくれた」。また「僕らがこうやっていられるのは、1つの時代を作ってくれた方々のおかげ。居場所を作ってくれたことに感謝したい」と、先輩役者としての角替さんに謝意を表した。