杉咲花(21)主演のテレビ朝日系ドラマ「ハケン占い師アタル」(木曜午後9時)の1月31日の第3回の平均視聴率が10・0%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は12・1%、2回は10・9%で2ケタをキープした。

イベント会社を舞台に、他人の悩みや原風景などあらゆるものが見える派遣社員のアタルが、その特殊能力で正社員たちの悩みを解決していくコメディードラマ。

共演は小沢征悦、志田未来、間宮祥太郎、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博。「家政婦のミタ」脚本家の遊川和彦氏が、脚本のほか初めて連続ドラマの演出を担当する。

入社1年目の品川一真(志尊)は声優の夢をつかみかけている彼女や、大学の演劇サークルで一緒だった仲間たちのリア充ぶりにため息をつく日々。勤務先の「シンシアイベンツ」でも直属の上司、上野誠治(小沢)から連日不当なパワハラを受け、我慢も限界に達そうとしていた。

その頃「シンシアイベンツ」に大手化粧品会社主催の仕事が舞い込む。品川が所属する制作Dチームの面々は大仕事に沸き立つが、部長の代々木匠(及川)から「Dチームの担当は新商品のサンプリング」と告げられ落胆。急速に興味を失った上野は仕事を投げ出し、品川に提案書の作成を押しつける。品川はうろたえながらも作業に取り掛かるが、上野から人格や仕事ぶりについて猛烈なダメ出しを受け、「会社を辞める」と宣言する。