俳優徳重聡(40)が、18日放送のフジテレビ系連ドラ「トレース~科捜研の男~」(月曜午後9時)にゲスト出演し、表は好感度抜群、裏はパワハラ疑惑を持たれているキャラの悪役都議会議員を演じる。「今までで一番悪い役。月9初出演で、こんなにあくどい政治家を演じるとは」と苦笑いしつつ意気込んでいる。

徳重は「21世紀の石原裕次郎」オーディションで優勝し04年に俳優デビュー。好青年や熱血漢役が多かったが、昨年のTBS系「下町ロケット」ではクセのあるエンジニアを演じて注目を浴びた。

錦戸亮(34)主演の「トレース」は科捜研を舞台に、難事件を解決していくサスペンス。18日放送回では、徳重演じる都議会議員・伊集院和明の秘書が、真夜中に車ではねた認知症の高齢男性が死亡。伊集院が飲酒運転していた疑惑が持ち上がるストーリーだ。初の本格悪役に徳重は「作品中で『ゲス野郎』と言われるんですが、まさにそういう人間。今回は政治家でしたが、一通りの悪役をやってみたいですね」と話している。