映画「翔んで埼玉」(22日公開)キャンペーン「日本埼玉化計画」の大阪イベントが13日、大阪・新世界で行われ、主演の二階堂ふみ(24)GACKT(45)が出席した。

荒唐無稽な設定で、埼玉をひたすら“ディスる”ナンセンスムービー。約600人のファンを前に、2人は埼玉のイメージを問われて、二階堂が「このあいだ県知事にお会いして『子育てしやすい街』とおっしゃっていました」。GACKTは「埼玉の人に聞くと『何もないのがいいところ』らしいです」と話した。

では、関西で続編を作るなら、どんなタイトルに-。そんなMCからのムチャぶりに、二階堂は「う~ん、私は滋賀に仲のいい友だちがいるので」とした上で「止めるで琵琶湖」。GACKTは「非常にリスキーな問題ですね。どこを出しても嫌われてしまう」と苦笑いしながらも「どこなの和歌山」と回答した。

ステージのバックにある通天閣のてっぺんには、映画のために「さ」の旗が掲げられ、ステージ上には、その通天閣からビリケンさんが「さ」の衣装をつけて登場。映画のキャッチフレーズ「史上最大の茶番劇」らしいムードが漂う中、二階堂は「かなりぶっ飛んだ作品ですが、最終的には自分のアイデンティティー、郷土愛を再確認できます」と、かなり強引に作品の魅力を紹介していた。