ジョニー・デップ(55)が、元妻アンバー・ハード(32)がテスラのCEOで大物実業家のイーロン・マスク氏(47)と結婚直後から浮気していたと主張していることがわかった。

米バラエティー紙などの報道によると、ハードは2016年、自分はデップによるDVの被害者であるとの公開状を米メディアに投稿。これに対し、デップは訴訟を起こし、「彼女の主張は自分のキャリアのために、ポジティブなPR効果を狙い捏造(ねつぞう)されたもの」と反論。名誉毀損(きそん)により、5000万ドル(約55億円)の損害賠償を求めているという。

デップは訴状の中で、「結婚して1カ月足らずで、実業家のイーロン・マスク氏と新たな関係を築いていた」と主張。同氏が数度にわたり、深夜に自宅アパートを訪れたとしている。警備員らが、同氏が明け方にアパートを去る姿を目撃したと証言しているという。

2013年に映画の共演で知り合った2人は、2015年に結婚。しかし、ハードが2016年5月、デップのDVを理由に離婚申請し、同年8月に離婚が成立した。デップはハードに700万ドル(約7億7000万円)の離婚調停金を支払ったが、ハードはチャリティーに寄付。離婚後、マスク氏と交際したが、短期間で破局している。(ニューヨーク=鹿目直子)