麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕された電気グルーヴのメンバーで、俳優ピエール瀧容疑者(51)について、公私ともに親交のあるリリー・フランキー(55)が「あいつは何をやっているんだ」などと話していたことが20日、分かった。瀧容疑者とリリーが共演した映画「凶悪」(13年)のメガホンを取った白石和弥監督(44)が明かした。

この日、都内で、瀧容疑者が出演する映画「麻雀放浪記2020」の公開決定会見が行われた。白石監督は、瀧容疑者と初めて仕事をした「凶悪」について語り、事件が発覚後、同作に出演したリリーと連絡を取り合ったという。

瀧容疑者のことを「監督として大きく引き上げてくれた1人。男っぷりのよさに男惚れをした」と振り返ったが、事件について、白石監督は「抑えられない憤りを感じた。ばかやろうとしか言いようがない」。