劇団四季出身の女優今泉りえ(48)が4日、東京・南青山MANDALAで、デビュー30周年記念ライブを行った。

94年から00年まで四季に在籍し「キャッツ」「ウェストサイド物語」「ライオンキング」など看板作品に出演。退団後もミュージカル「レ・ミゼラブル」などに出演した実力派だ。この日は「のべ500回くらい出た」というミュージカル「美女と野獣」のジャズアレンジや、中島みゆき「糸」を手話付きで客席と合唱するなど、バラエティーに富んだ15曲を披露した。

チケットは完売。同じ劇団四季出身で25年来の親友という女優、堀内敬子(47)もゲスト出演し、四季で共演した「夢から醒めた夢」のメドレーなどをそろって熱唱した。公演前に抜け出して一緒にジェットコースターに乗った思い出話なども披露。今泉が「まさかこんな風にステージで一緒にできるとは。本当にうれしい。いい友を持ったなと思います」と涙声で言うと、堀内ももらい泣きした。

公演は南青山MANDALA25周年記念ライブの一環として行われた。記念ライブは今後、仲井戸“CHABO”麗一や、竹中直人、宮沢和史らの出演日も予定され、5月31日まで。