乃木坂46の4期生11人が9日、東京・池袋サンシャイン劇場で、初舞台「3人のプリンシパル」(21日まで)の初日を迎えた。

白石麻衣(26)齋藤飛鳥(20)ら1期生はじめ、歴代の先輩メンバーたちが出演してきた「プリンシパル」シリーズの最新作。オーディション形式の1幕終了後に観客が投票を行い、投票結果を受けて2幕出演者の3人が決まるという過酷な構成で、乃木坂46伝統の舞台だ。

早川聖来(18)は「1期生、2期生、3期生の先輩たちが踏んできた舞台を経験できるのがすごくうれしいし、自分も乃木坂になれたんだ、と実感します」と喜んだ。柴田柚菜(16)は「3つの役の全てを覚えなければいけないので大変なのですが、その分、この舞台を通して乃木坂としての自覚を感じて、成長できると思います」と意気込んだ。

先輩の3期生からはアドバイスを受けたという。掛橋沙耶香(16)は「久保(史緒里)さんから、やりたい役が他のメンバーの被っても、やりたい役をやったほうがいいと言われました」と明かした。早川も、久保や吉田綾乃クリスティー、伊藤理々杏、中村麗乃らから「『プリンシパル』は当時はつらかったけど、成長できる機会だから頑張ってね」と激励されたという。

2幕では、3人で「ロミオとジュリエット」を披露する。意気込みを聞かれ、田村真佑(20)は「『ロミオとジュリエット』は悲しい物語なんですけど、そういう中にも笑いがあったりします。大切な機会なので、全員で頑張りたいです」と話した。遠藤さくら(17)は「4期生はみんな明るいのが特長なので、そういうところも見せられるように頑張ります」と意気込んだ。