米俳優ウィル・スミス(50)が17日、都内で、出演する人気アニメーションの実写版米映画「アラジン」(ガイ・リッチー監督、6月7日公開)の試写会イベントに出席した。

人生を変えたいと願う貧しい青年アラジンと自由に憧れる王女ジャスミンの身分違いの恋、その願いをかなえる魔法のランプを巡る冒険物語。スミスは、ランプの魔神ジーニー役を演じる。

ファンの熱狂的な拍手に迎えられたスミスは「皆さん、コンバンハ」とあいさつして、客席のファンとハイタッチしながら登場した。「皆さん、映画を楽しんでいただけましたか。また、東京に来られて興奮しています。今回のこの映画は、私のキャリアの中でも特別なものでした。この映画の中で歌って、踊って、ラップして、ドラマもやって、コメディーもやる。私の培った30年を全部出しています」と話した。

いつでもハッピーでいられるコツを聞かれると、スミスは「私は幸いにも若い時から好きなことをやって来た。好きなことをやってお金も稼げて、ここまで来られた」と笑顔を見せた。

作品中では踊りやラップを披露している。「撮影前に6カ月くらいの時間があったので助かった。実は踊りは、あまり得意じゃない。俳優だから踊っているような演技は出来るけど、そこが難しかった。あと、今回初めてアイラインを引いたんだけど、それがうれしかった」と笑った。