元宝塚女優柚希礼音(39)が23日、都内で、1人舞台「LEMONADE」公開舞台稽古を行った。

デビュー20周年にして初となる1人舞台は、原因不明の病によりこれまでのキャリアや生活の全てを失い、そのショックから自らの中に新たな2つの人格が生まれてしまった主人公の再生を演じる。

同舞台について、「せっかく芸歴20周年なので、守りに入らず挑戦ということで『お客様に近いところで1人でやってみよう』『せっかくならストーリー性も欲しい』『ちょっと歌ってもみたい』となって1人ミュージカルという形になりました」と話した。

劇中では、男性も含む3重人格の役を演じる。「宝塚で男も女も演じていなかったら、できなかったと思います」とし、「星のモチーフがいっぱい出てくるんですけど、私が(宝塚時代)星組だったので、私を応援してくださっている方にはすごく感じるところのある、愛情いっぱいの作品になっています」とアピールした。

24日、東京・CBGKシブゲキ!!で開幕し、6月9日まで上演する。その後、7月6、7日の台湾公演を経て、同13~15日には大阪公演を行う。