元衆議院議員でタレントの東国原英夫(61)が、元KAT-TUNの田口淳之介容疑者(33)と女優小嶺麗奈容疑者(38)が大麻取締法違反で逮捕されたことを受け、因縁のあるお笑いタレントのぜんじろう(51)に再び絡んだ。

事の発端は、電気グルーヴのピエール瀧被告が麻薬取締法違反で逮捕されたことをめぐるワイドショーなどの過熱報道に対し、ぜんじろうがツイートした「麻薬の不祥事くらいで、ここまで騒いで、たたいて、ましてや容疑者でもないメンバーのツイートの中身をあげつらって、正義面でこんなにたたいて商売してる番組を平気でやってるほうが“社会人として大丈夫なのか?”」との発言。ぜんじろうが引用した「社会人として大丈夫なのか?」という言葉は、ツイッターでの発言で賛否を呼んでいた電気グルーヴの石野卓球に対する東国原のワイドショーでの発言だった。

その後、男女6人組グループAAA(トリプル・エー)のリーダー浦田直也(36)が泥酔状態で面識のない女性への暴行容疑で逮捕された事件の際、東国原氏は沈黙していたぜんじろうに「今回『高が、酒に酔って暴力振るったくらいで大騒ぎしやがって、仲間・グループが謝罪する必要は一切無い!!』と声高に主張しない不思議」と疑問を呈したが、ぜんじろうは「ピエール瀧氏とAAA浦田氏とは、まず犯した罪の『質』が違います。僕は、直接的な被害者のいるAAAのケースのほうがはるかに重いと考えますので、『暴行くらいで騒ぎすぎ』とは思わないです」と反論していた。

今回、田口容疑者らの事件がワイドショーなどで大きく取り上げられている中、東国原は24日にツイッターで「以前、ピエール瀧被告の違法薬物事件の時、ぜんじろう氏は『麻薬の不祥事くらいでここまで騒いで…』とやたら威勢が良かったが、今回はどうなんだろう? 御自分の理念を声高に主張しないのかな?」と挑発した。