地元を愛する神戸のアイドル「KOBerrieS♪」が、7月に7周年を記念したワンマンライブを開催する。5月3~5日に横浜・山下公園で行われたイベント「ヨコハマカワイイパーク」に出演したKOBerrieS♪の花尾理彩、大出姫花、森島みなみ、岡野春香、小形優莉の5人とサウンドプロデュースを担当している作曲家の有木竜郎が、日刊スポーツのブースでインタビューに答えた。ヨコハマカワイイパーク6回目の出演だった。

-ステージはいかがでしたか?

花尾 こんなに大きなステージで今日は周囲が見渡せて楽しかったです。

小形 たくさんのお客さんの前でのパフォーマンスで、しかも初めてだったので、緊張はしたんですけど、すごく楽しかったです!

森島 野外ライブは、景色が見られるのでいいですね。神戸だと海とポートタワーが見えるんです。同じような感じで今日も海とマリンタワーが見えたので「きれいな景色だな」と思いながら歌ってました。

-皆さん各地区を担当して活動されているとお伺いしましたが

森島 各メンバーが実際に住んでいる地区の代表をしています。自分がよく行くお店を紹介したり、皆さんに神戸のいい所、魅力を発信するのが仕事なんです。担当地区をしっかり調べて、その情報をツイッターに上げたりするので、自然と知識も増えていきます。

岡野 コウベリーズに入る前は、自分が住んでいる周辺しか知識がなかったんですが、メンバーになってから地区全体のことを調べていくうちに詳しくなりました。それぞれの街、それぞれの区の魅力を、私たちが発信していくことで、漠然としか「神戸」という街を知らない方にも、それぞれの区の良さを知って頂けたらうれしいです。

-神戸の魅力を教えて下さい

森島 たくさんあるんですけど、神戸の魅力は人が優しいところですね。よく落とし物をするんですけど、気づいた方がすぐに「落としましたよ」って声を掛けてくれるんです。バスに乗る時も、外国人の方が運賃の払い方が分からないでいると、近くにいたおばちゃんが優しく教えてあげていたり。そういうところに神戸の人の、心の温かさを感じます。

-サウンドプロデュースを担当されてる作曲家の有木さん。ステージをご覧になっていかがでしたか?

有木 毎回ステージを見られるわけではないのですが、ワンマンライブの時は、足を運ぶようにしています。ライブを見るたびに、みんな度胸がついてきたなと感じます。頼もしいですね。私は作曲と編曲を担当していますが、やはり、神戸という街に即した形になるようにしています。例えば、うわさによると神戸の女性のスカートの丈は長いらしんですね。だから、ギャルっぽくミニスカートになっては神戸に合わないと思うわけです。楽曲の面から言えば、テンポや使う楽器でギャルっぽさが出ないように工夫したりするんです。作曲する時に「神戸感」をさりげなく入れるようにしています。私は実際に神戸に住んでいたわけではないんです。では、どこから「神戸感」を持ってくるのか? それは、各メンバーが持ち寄る情報からなんですよね。実際に歌うのはコウベリーズですから、彼女たちが歌って、彼女らに似合う楽曲になるように努めています。

-メンバーの皆さんは有木さんが描く神戸感をどのように受け取っていますか?

森島 本当に神戸らしい曲だと思っています! 有木さんの作ってくださった曲のイメージ通りに歌っているか不安な面もあるんですが、今日はサプライズで会場に来ていただいていて、ステージの最後まで気付かなかったんです。なので、ライブ後に知って、めっちゃ緊張しました! 先生、大丈夫でしたか?

有木 大丈夫です!

-横浜のイメージを教えて下さい

小形 おしゃれで、食べ物がおいしくて、キラキラしているイメージです。

花尾 横浜は、修学旅行で1回だけ来たことがあります。海の方に行きましたが、めっちゃでっかい船がありました。後は海鮮料理や中華料理など、食べ物がおいしいイメージがあります。景色もきれいですね。

大出 横浜中華街のイメージです。行ってみたいです。神戸にも元町という中華街があるんですが、横浜の元町はそんなに巡れていないので、ゆっくり行ってみたいなと思っています。

-今後の予定

森島 今年でKOBerrieS♪は7周年を迎えるんです。7月に大きなワンマンライブを開催する予定です。詳細はこれからなんですが、いつもよりも長いライブになる予定です。今、第9期生が研究生として活動していて、その新メンバーのデビューになるかもしれないので、こちらもお楽しみにしていただきたいです! 7月に7周年、7並びのワンマンライブなので、ぜひ来てください!