小説家引退を表明した作家百田尚樹氏(63)が、参院選出馬のうわさを「それはありません」と否定した。

百田氏は12日、ツイッターで「出版界、とくに文芸の業界はうんざりするような連中が多すぎる。『夏の騎士』を最後に引退する」と、3年ぶりの小説となる最新作をもって引退すると宣言した。

その後、「私の引退は、参院選に出るためではないかという声が一部にあるようですが、それはありません。政治家になるくらいなら、面白くない小説を書いているほうが100倍ましです」と、政界進出のうわさを一蹴。

日本維新の会の松井一郎代表は「僕の所にも、維新から百田さん立候補ですか? と問い合わせがありました。笑い。事実は小説より奇なりってもったいつけておきました」とツイートしたのに対し、百田氏は「あかんて、松井さん。本気にする人がおるんやから」とくぎを刺した。