女優のとよた真帆(51)が13日、警視庁愛宕警察署の一日署長に就任し、新橋駅で痴漢撲滅キャンペーンに参加した。

警視庁の制服姿のとよたは駅構内で、愛宕署長やピーポ君と共に、女性客らに啓発パンフレットを配布。痴漢被害について「私も学生の時に満員電車に乗ることが多くて、痴漢にあったこともあります。その時は声に出せず、心が傷ついたままだった」と回想。「冤罪(えんざい)というものもあり、難しい問題とは思います」とした上で、「ずっと変わらず、根強く(被害は)ある。1日も早くなくなればいいと思います」と訴えた。

とよたは自らの経験も踏まえた対策方法も告知した。「声を出せない女性にも『デジポリス』というものがあると、教えていただきました」と、スマホ操作で痴漢被害に警告の声を出せるアプリを紹介。「私もこれからダウンロードしようと思っています。勇気を持って、ダウンロードしていただければ」と、一日署長として啓発した。