来年1月にスタートするNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(主演長谷川博己)の追加キャストが17日、都内の同局で行われ、藤吉郎(のちの豊臣秀吉)役に佐々木蔵之介が起用された。

長谷川が演じる明智光秀の生涯のライバルとなる秀吉の大役に「オファーを受けてうれしかったが、歴代の大河ドラマの秀吉役を調べると、そうそうたる先輩の方々で、歯が痛くなった。朝起きたら腫れていた。見なきゃよかった」と笑顔で話した。

役作りについて質問を受けると「さる年です」「京都の実家が、秀吉の聚楽第のこのへんにある」と語り「この深い縁(えにし)と、周りの方々の力で作っていきたい」とした。

落合将チーフ・プロデューサーは「秀吉は中盤から後半の重要な役柄。光秀と対等に渡り合える実力派の俳優」と期待を寄せた。