ピエール瀧被告が、年内にイベントに出演しステージに復帰する可能性があることが分かった。

同被告の担当弁護士によると、瀧被告は今後、約5カ月間は病院で治療に専念し、今後の芸能活動については「白紙」という。

テレビ局関係者も「3年の執行猶予が開けないうちは、本格的なテレビ出演は難しい」と話す。一方で、音楽業界関係者によると、治療期間後、電気グルーヴの相方、石野卓球(51)が、自身の出演イベントに瀧被告を呼ぶ可能性もあるという。

過去、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された男性歌手が、懲役1年6月執行猶予3年の判決を受けた際、判決公判の17日後に別のミュージシャンのコンサートにサプライズでゲスト出演し、異例のステージ復帰を果たした例もある。関係者は「これまでの石野さんの行動や性格を踏まえると、たとえ治療期間中でも瀧被告を引っ張り出して、ステージに登場させて、いち早くファンに直接あいさつさせることも十分考えられます」と話す。

石野は今月21日に京都で行われるライブイベントに出演予定。さらに神戸や都内でもイベント出演を控えており、7月27、28日には新潟で開催されるフジロックフェスティバルのステージにも立つ。早期の復帰は世間からバッシングされるリスクも伴うため、基本的には慎重にならざるをえないケースが多いが、石野から連絡を受け、引っ張り出される形で瀧被告が“スピード復帰”を果たす可能性も、ゼロではない。