唐沢寿明(56)主演の日本テレビ系ドラマ「ボイス 110緊急指令室」(土曜午後10時)で、20日放送の第2話の平均視聴率が8・4%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は12・6%で、4・2ポイントのダウンとなった。

唐沢演じる、妻を殺された神奈川県警港東署の元強行犯一係刑事で、緊急指令室のECU(Emergency Call Unit)リーダーの樋口彰吾と、真木よう子(36)演じる緊急指令室室長で、人間離れした聴力を持つボイスプロファイラー橘ひかりが、凶悪犯に立ち向かうタイムリミットサスペンス。樋口を兄貴としたう刑事、石川透をNEWS増田貴久、樋口同期の強行犯一係係長、沖原隆志を木村祐一、樋口行きつけの居酒屋店主、森下志津をYOU、港東署署長を小市慢太郎が演じる。

第2話では前話で男に拉致された萩原夏美(吉川愛)の通報の音声を元に、ひかりが居場所を特定。夏美が殺される前に、樋口が現場に間に合い、犯人を確保する。

樋口はひかりが居場所を特定した理由を問い詰めると、ひかりは「他人には聞こえない音が聞こえる」と告白。後日、樋口が遠距離から「オレの声が聞こえるなら振り返ってみろ」と呼びかけると、ひかりは振り返る。

ひかりは樋口に、樋口の妻・未希(菊池桃子)が殺された事件で、ひかりの父の警察官、修二(遠山俊也)が殺されたことも告白。ひかりは未希の殺害犯とされていた相良(平原テツ)が、真犯人の声と違うことを主張する。そんな折、相良は自殺してしまう。

樋口とひかりは自殺に疑念を持ち、樋口はECU入りを決断。そのころ、同じくECUに勧誘されていた森下栞(石橋菜津美)の妹で、志津のめいの葵(矢作穂香)が拉致されたという通報が入る、という展開だった。