毎日放送の三村景一社長が24日、大阪市内で夏季会見を行い、宮迫博之と田村亮の謝罪会見で、吉本興業の岡本昭彦社長から「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主だから大丈夫」と発言があったとされたことへの問いに答えた。

「何を言っているのかよく分からない。株主というのは、会社に対して経営がちゃんとなっているか見る立場ですが、何をもって大丈夫と言っているかは、ちょっと僕らは分からないです」

こういい、首をひねった。吉本側からの配慮要請には「あるわけがない」とし、吉本の現況を「表現が難しいが、心配。いろんな人がいろんな発信をする。そういう時代を認識しないといけない」と話した。

また、6月8日放送の同局ラジオ番組の中で、亮が金銭授受を否定した内容を放送したことは「遺憾です」とし、今後の番組内でリスナーへ謝罪も検討する。

三村社長は「毎日毎日、こんな状態が続くのはどうかと思うので、早く次の段階へ」と、問題の早期解決を願った。