8日放送の大森南朋(47)主演テレビ朝日系ドラマ「サイン-法医学者 柚木貴志の事件-」(木曜午後9時)の第4回の平均視聴率が9・5%(関東地区)だったことが9日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は14・3%、第2話は9・4%、第3話は11・5%だった。

韓国で放送された人気ドラマ「サイン」のリメーク版。大森演じる天才法医学者・柚木貴志が国家権力と戦いながら遺体に残る証拠(=サイン)を探し、事件の真相に迫るストーリー。共演は松雪泰子、飯豊まりえ、高杉真宙、西田敏行、仲村トオル。

過去に慶徳小笠原病院で起きた医療ミス事件で、「日本法医学研究院が解剖結果を捏造(ねつぞう)した」との書き込みが研究院のホームページで発見される。慌てふためいた院長の伊達明義(仲村)は前院長・兵藤邦昭(西田)に連絡するが、兵藤も動揺を隠せない。

そんな中、2人の男性がほぼ同時刻に別々の場所で突然死する奇妙な事件が起こる。捜査一課管理官・和泉千聖(松雪)と刑事の高橋紀理人(高杉)は、正確な死因を突き止めるため日本法医学研究院へ出向く。

柚木貴志(大森)と中園景(飯豊)はさっそく遺体を解剖するが、特に異常は認められず、心不全としか診断できない状態だった。柚木は千聖がなぜ事件性を疑うのか不審がる。しかし、死んだ2人の職業と勤務先を聞いた途端、柚木は血相を変える。2人は医師で、勤務先は柚木の亡き父が勤めていた慶徳小笠原病院だった。