タレント中山秀征(52)が12日、都内で一夜限定ライブ「ヒデライブ2019 THE令和もヒッパル」を開催し、同じ所属事務所で、闇営業問題のため謹慎中のお笑いコンビ、ザブングルにエールを送った。

ライブには、アンガールズ山根、我が家・谷田部ら、お笑いコンビの目立つ方「じゃない」メンバーで構成された「ジャナイズ5」が昨年に続き参加。その一員のザブングル松尾陽介(42)は不在となり、中山は冒頭、「今回訳あって、1人欠席です」と客席の笑いを誘った。その上で「皆さんにご迷惑をお掛けして、今一生懸命ボランティア活動をやっておりますので、まもなく復帰できるのではないかと思います」と報告し、「今回もボランティア活動で、ロビーで物販をやらないかって声かけたんですけど『そういうことじゃないんです』と松尾から言われました」と冗談交じりに明かした。

松尾とはPVで共演するなど、絆のある関係。それだけに「暑い最中、一生懸命、彼なりに考えて、ザブングルとして頑張ってますので、また皆様の前でお披露目できる日が来るんではないかと思ってます」と思いを語ったが、一方で「昨今、業界もそうですけど、ぶちまける時代。言ってしまうことで、大きな展開を迎える。今日もぶちまけようじゃないか」と吉本興業に物申した加藤浩次らを連想するコメントも。直後の「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」では、ジャナイズ5が自虐ネタをぶちまけた。

ライブは中山が50歳の2年前に初めて企画して以来、3年連続の開催。中山がMCを務め、日本テレビ系で95年~02年に放送された音楽バラエティー番組『THE夜もヒッパレ』の共演者、MAXとモト冬樹(68)もゲストで登場した。番組名物だった、曲をめまぐるしく変える「ヒッパレメドレー」形式で、DA PUMP「USA」を披露したり、中山が敬愛する故石原裕次郎さんの「夜霧よ今夜も有難う」を、まき子夫人から譲られた裕次郎さんのネクタイを着用して熱唱。70年代から令和までのヒットなど、全23曲を披露した。

見栄晴(52)、やしろ優(32)もゲスト参加。ダブルアンコールは沢田研二の「勝手にしやがれ」で締め、中山は「また来年、会いましょう!」と730人で埋まった会場に叫んだ。