極楽とんぼ加藤浩次(50)がメインMCとして、吉本興業に「エージェント契約」の形で引き続き籍を置くことを明言した、9日放送の日本テレビ系情報番組「スッキリ」(月~金曜午前8時)の関東地区の平均視聴率が7・1%だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

午前8時~9時30分の第1部の数字で、午前9時30分~10時25分の第2部は5・9%だった。

同日の番組で加藤は、エージェント契約について自身から吉本に提案したことなどを説明。ダウンタウン松本人志(55)からは慰留されたことを明かすなど、対決構図を全面否定した。先月の放送で「(上層部の)体制が続くなら吉本を辞める」と発言したことの翻意について「言ったことを実行しないのか、と思う方もいると思います。迷惑をかけた方たちに謝罪したい。本当にすいません」と謝罪した。

また12日の、加藤が近藤春菜から「24時間テレビ42 人と人~ともに新たな時代へ~」(8月24、25日)の3人目のチャリティーランナーとなる報告を受けた放送の平均視聴率は、第1部7・7%、第2部は7・0%だった。

吉本の闇営業問題に関連して、加藤が「辞める」と発言した先月22日からは、同番組も3日連続で2ケタ視聴率を記録したが、今回は前触れなどがなかったこともあり、騒動と同様に視聴率もやや沈静化したようだ。