11日放送の東山紀之(52)主演テレビ朝日系ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の第9回の平均視聴率が11・3%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は13・2%、第2話は13・1%、第3話は11・0%、第4話は11・4%、第5話は11・2%、第6話は9・9%、第7話は11・6%、第8話は11・4%だった。

東山演じる天樹悠を中心に、個性豊かな刑事たちの活躍を描く人シリーズの第5弾。事件の複雑化を背景に、警視庁独自の部署として「専従捜査班」が発足。天樹は「刑事資料係」との兼任となり、仲間と難事件の捜査にあたる。共演は前シーズンに続き田辺誠一、倉科カナ、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也。

第9話のゲストは品川徹、清水尚弥、須賀貴匡、かないしゅう。ベンチャー企業の社長で投資家の村野真(かない)ら男女4人が会議室で死んでいるのが見つかり、専従捜査班が臨場する。村野は「貴田竜介」という男の名刺を握り、現場からは現金2000万円がなくなっていた。天樹悠(東山)は被害者が4人であることに対し、グラスが8つ残されていたことに疑問を感じる。

法医学教授・堂本俊太郎(北大路)によると、被害者の体内からは2種類が合わさった時に初めて致死性が発生する変わった毒物が検出されたという。また現場に残されていたグラスに付着していた唾液から、1人2杯ずつ飲んだことも判明。現場には2種類のお茶も残されており、天樹はそれぞれを飲み比べさせたのではないかと疑う。