吉本興業は13日、大阪市内で10月21~22日に大阪城公園内に誕生した「COOL JAPAN PARK OSAKA」などで「よしもと大笑い祭り」を開催することを発表した。大御所の桂文枝(76)から若手芸人らが、「COOL-」、なんばグランド花月、よしもと祇園花月などで「漫才」「落語」「吉本新喜劇」「ライブ」などを披露する。

発表会見に出席した文枝は「今回は吉本新喜劇の前に行われる寄席の演芸に中入り(休憩)が入る。これが本来の寄席のかたちで、いままでになかったこと。吉本の歴史のパワーをみていただきたい」とアピール。

西川きよし(73)は「落語あり、漫才あり、新喜劇あり。家族のみなさんに楽しんでいただきたい」と意気込んだ。きよしのあいさつが終わると、司会の浅越ゴエ(45)が「ずっと、きよし師匠がボクのことをにらんでいたので、何かなと…」。重大な発表があると勘違いされた、きよしは「次の選挙? 出ない、出ない。まあ、小泉進次郎さんの秘書官ぐらいにはなりたい」と笑わせると、浅越は「(きよし師匠の)目力がすごいだけでした」と納得の笑顔を見せた。

大きさの異なる3劇場「WWホール」「TTホール」「SSホール」からなる「COOL-」。「WWホール」では文枝らが出演する落語、漫才、吉本新喜劇が上演される。「TTホール」「SSホール」、アキナ、見取り図など若手芸人が多数出演、NMB48らも出演し、ライブやイベントが繰り広げられる。

吉本新喜劇の女優で、吉本坂46メンバーの小寺真理(28)が21日に「SSホール」で単独初ライブ「黙っていたら可愛いのに」も開催することも発表した。