演歌歌手原田悠里(64)が16日、故郷の熊本・天草市で行われた「第7回あまくさシルバーファッションショー」にゲスト出演した。

この日は「敬老の日」でもあり、メークやファッションを通じ、高齢者に自身への関心を高めてもらうことがテーマ。さらに精神面の活性化や社会参加促進をはかり、住みなれた地域でいきいきと生活をしてもらう事も目的にしている。

80歳以上の男女の華やかな衣装に刺激を受けた原田は「本日は皆さまが主役ですから目立っちゃいけないと思い衣装は地味にしました」。言葉とは正反対の真っ赤なドレス姿で笑いを誘い、「最高年齢100歳の方が2人もいて大変感動いたしました。ファッションもさることながら、皆さまの生き様も見させていただき、とても元気をもらいました。私も皆様に負けないように100歳まで歌い続けたいと思います」。

天草宝島親善大使でもある原田は「これからも多くの方に天草の素晴らしさを伝えていきたい」と語り、サプライズで新曲の「萩しぐれ」を熱唱。会場を埋める約650人を喜ばせた。