松岡茉優(24)の主演映画「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督、4日公開)のプレミア上映会が2日都内で行われ、秋篠宮紀子さま(53)が来場された。

松岡は「妃殿下の佇まいにこちらも背筋がピンと伸びました。私のことを役名のあーちゃんと呼んでいただき、『(ピアノ)演奏のシーンに臨場感があって、思わず小さく拍手しました』ととてもうれしい感想をいただきました」。共演の森崎ウィン(29)も「僕の出身のミャンマーを背負っているようですごく緊張しました。包み込まれるようなオーラがありました」とそれぞれに初対面の紀子さまに感激の面持ちだった。最年少の鈴鹿央士(19)は「励ましていただき、これからの長い人生頑張らなくちゃと思いました」と笑顔を見せた。

恩田陸氏の原作は直木賞と本屋大賞をW受賞した初めての作品で、国際ピアノコンクールを舞台に若者たちの複雑な思いを描いている。