NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の7日に放送された第7回の平均視聴率が19・7%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第4回の20・7%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務めるが、本格的な登場は第2週以降。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出していた。

あらすじは、川原家に大阪からやって来た借金取りに、喜美子(川原夕空)は常治(北村一輝)が帰るまで相手をすることになった。借金取りを追い返そうと考えたが、その借金取りの家族にも5歳の幼い娘がいることを明かされ戸惑った。そしてゆで卵を巡って、妹直子が借金取りに噛みついて一騒動。借金取りが直子を追いかけていると、そこに草間が帰ってきた。そして、一瞬にして借金取りを投げ飛ばした。草間は、この家族への恩返しだといって借金取りにお金を渡した。その借金取りが帰ると喜美子は草間が投げとばした技に興味津々で、それが柔道だと知った。その時、常治が帰宅し、事情を知った常治は草間の好意を受け入れられず、なけなしのお金をかき集め返そうとした、という内容だった。