ホリエモンこと実業家堀江貴文氏(47)が、NHKが受信料の支払いを拒否している「NHKから国民を守る党(N国)」党首の立花孝志前参院議員(52)に対し、2カ月分(8、9月分)の受信料4560円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こしたことについて、「最悪の悪手」と私見を述べた。

堀江氏は28日、NHKの提訴について解説した動画をユーチューブにアップ。「提訴しても意味ないんですよ。彼の銀行口座にお金入ってないから、差し押さえてもお金取れません。選挙資金とかもN国の法人の方に入ってるんで、そこは別に立花さんとは関係ない。なので、お金は取れないし、裁判して立花さんが敗訴したところで、それがまたニュースになる。ニュースになればなるほど、NHKに受信料を払いたくない人は(N国が公約に掲げる)NHKのスクランブル化を支持することでしょう。そうするとつまりN国の力が増して、結果として立花さんが思ってる通りになる。NHKが立花さんを訴えるって、本当に悪手です。最悪の悪手をやってしまいました」とした。

今回の提訴によって「NHKとN国のドロ沼の戦いはますますヒートアップ」すると予想。立花氏が今後、国政政党の党首として同局の討論番組に出演する可能性もあるとし、「ますますNHKは窮地に追い込まれるということです」とした。