NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の5日に放送された第32回の平均視聴率が19・6%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出していた。

あらすじは、喜美子(戸田恵梨香)が信楽に帰ってきて、それを聞いた仲間たちは常治(北村一輝)と大宴会を行った。その後、喜美子は大阪で働きながら美術学校に行く夢を明かした。大阪に戻らず家のことを任せたい常治は頑として認めなかった。喜美子も折れないまま翌日を迎えた。翌朝、大阪に戻るため家を出た喜美子だったが、その途中に信作(林遣都)と出くわし、母マツの貧血の薬代を払えない程の借金を川原家が抱えていることを聞かされた、という内容だった。