フジテレビの定例社長会見が29日、都内の同局で行われた。遠藤龍之介社長(63)は女優沢尻エリカ容疑者(33)が合成麻薬MDMAを所持していたとして、麻薬取締法違反容疑で逮捕された件について「大変有望な女優さんですから、残念だと言うことに尽きる。青天のへきれきでした」と話した。

石原隆取締役編成統括担当(59)はキャスティングした俳優やタレントが不祥事で降板を余儀なくされることについて「いろいろとキャスティングする中で、確実に『これをすれば大丈夫』というのは見つかっていない。所属事務所との信頼関係でキャスティングするしかない。我々が直接、何かをするということはない」と話した。