6月から体調不良で休演が続いていた漫才師、宮川花子(65)が11日、大阪市内で会見し、多発性骨髄腫で闘病中であることを明かした。奈良県内の病院で入院加療を続けながらも、本格リハビリに入っている近況も報告した。

◆宮川花子(本名・松下美智代)1954年(昭29)8月28日、大阪府生まれ。大阪府警を経て、74年頃にチャンバラトリオに師事。夫の宮川大助(本名・松下孝美=49年10月3日、鳥取県生まれ)は72年に宮川左近(宮川左近ショー)に入門しており、76年4月9日に結婚。79年に初舞台。87年に悲願の上方漫才大賞受賞。だが翌88年に胃がんが判明し、手術。克服し復帰後、90年には2度目の上方漫才大賞、上方お笑い大賞とダブル受賞した。17年秋の褒章で紫綬褒章受章。1人娘の宮川さゆみ(本名・松下紗弓)もタレント。