山崎貴監督(55)八木竜一監督(54)が12日、東京・東宝本社で、「2020年東宝配給作品ラインナップ発表会見」に出席し、20年8月7日、「STANDBYMEドラえもん2」の公開を発表した。

ドラえもん史上初の3DCGで描かれた14年公開の前作は、興行収入約84億を記録。全世界では100億を突破する大ヒット作品となった。

20年は「ドラえもん」連載開始から50周年でもある。6年ぶりの新作となる同作は、原作でも名作と名高い「おばあちゃんおもいで」をベースにしている。脚本も担当した山崎監督は「かなりグッとくる作品になっていると思います」とアピールしつつも、「脚本が難産でした」と苦笑。同席した八木監督は「没が2つあって、3つめでようやくいいかたちになりました」と明かした。また、「脚本を書き始めたのは前作公開の半年くらい後でしたね」と続けた。

この6年間でCG技術も進歩している。八木監督は「前作で描けなかった道具に『スモールライト』あるけど、今回は出します」と宣言。「毛の表現とかもより自然に見えるようになっています」とアピールした。